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懶惰宗他力本願寺

自らの力によらず、何かの力すなわち他力を頼み怠惰な生活と往生を願うことを要旨とする懶惰宗の本山、及び架空の宗派。

就活秋期集中講座① 迅速の就活準備 篇

就職活動

ほんの出来心から、4年生の11月という奇怪な時期に就職活動を行った。

受けたのはたったの2社、内1社は一次面接に進むことすらなかったが、就職活動の流れを一応ひととおり終えたので、(反省と来年度への活用を含め)やってきたことや思ったことを適当にまとめておこうと思う。

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0. 発端

学内で行われた「就職リスタートセミナー」になんとなく参加。「今からでも遅くない」「学内選考会もあるよ」「なんでもいいから相談しにきて」などの職員の言に、"もうスーツが暑い季節じゃないし、試しにやってみっか..."という気分になり、なんとなくキャリアセンターに行く。しかし、"進路としてぼんやりとプログラマみたいなのを考えてます""人との関わりが少ない職業がいいです"くらいしか提供できる情報がなく、職員との初めての面談ということもありビビりつつガバガバ進路相談開始。この日は進路相談というより人生相談のようなことになってしまい、遠回しに職員から「お前、隣の学生相談室行った方がいいんじゃないの?」みたいな提案をされてしまった。
次の日が休日だったため、とりあえず学内に来ていた求人票を閲覧していた所、良さげなIT企業(適当)が来週の木曜日に説明会を開催するとの情報を入手。ラストチャンスっぽい雰囲気を醸し出すポスターに釣られ、とりあえず参加してみようということに。

参加を決意した日曜日深夜、ひとまず必要なものを書き出していった。すると、説明会に辿り着くまでが一番大変なのではないかという絶望的なスケジュールが完成。自己分析からシャツの調達まで、突貫工事でやらねばならなくなってしまったのである。

工事日程
11/8(日) 必要な物・必要な事を書き出す。自己分析のしかたとESの書き方を調べる。
11/9(月) 思い浮かんだエピソードなど、ES・履歴書に使えそうなネタをまとめる。
     志望動機も含め、簡単な文章として起承転結を付けてみる。
11/10(火) 講義前に散髪。講義後、キャリアセンターで面談、ネタ話を読んでもらう。
     アドバイスをふまえて、帰宅後に履歴書の体としてまとめる。
11/11(水) センターで、履歴書として一応完成したものを点検してもらう。
     就職活動用のシャツとメガネを購入。
11/12(木) 証明写真撮影。店先で履歴書に貼り封をする。説明会に参加。

1. 自己分析 & 履歴書の作成

≪参考サイト≫
togetter.com
togetter.com
togetter.com

自己分析、というか今回の突貫工事全体について、これらのまとめページがなければできなかったと思う。そもそも以前、学部の教授のTwitterを見るついでに偶然みつけたまとめなのだけれど、自己分析について、エントリーシートについて、業界研究・企業研究について...と、就職活動何やればいいのよ~状態の人間にとってこれほど良い入門資料はなかった。まずはこのまとめにざっと目を通して、まず何をすればいいのか、何がまだ足りていないのかを考えると、おのずとやるべきことが決まる。やるべきことが決まる何を考えればいいのかわかるどのサイトで調べればいいのかわかるつくったものに対して面談・添削でアドバイスをもらう修正して完成する次にやるべきことがわかる。これを繰り返すことで、手探り状態からかなりスムーズに作業を進めることができるようになった。

とくに、自己分析・自己PRを考える際の基本的な指針としたのがこれ。まずは、①対人能力、②対自己能力、③対課題能力で自分に当てはまりそうなものをいくつかリストアップして、その中でアピールできそうな程度の要素についてどんな文章にするか検討する。"どうして自分にその能力があると思ったのか"を考えるだけで何かしらのエピソードを引っ張り出せるから、まずはメモでもいいから適当な思い出話と、そのとき何考えてたか、何の能力をどこで発揮したのか、みたいなことを書いてみる。とりあえず文章化してみるのである。ある程度書けたら、それらを手掛かりにして、ネットに転がってるフォーマットも参考にしつつそれらしき文章に整形してやればいい。そのエピソードを面談の時に読んでもらい修正していくと、応用しやすい万能資料ができあがるわけである。また、可能であれば応募する職種(文系ならば営業・事務・SE)に必要な特性や志望動機とのつながりを意識しながら書くともっといい。

私の草案

  • 対人能力 ―協働力 大学生活でノート屋的なことをやっていた話(後に変更)
  • 対自己能力 ―持続力 アルバイトで必要だった勉強を頑張って続けた話
  • 対課題能力 ―統合力 グループワークでみんなの意見を集めてよりよくした話

並行してまとめたもの

  • 研究課題 (ゼミに入っていなかったため、得意だった・好きだった科目で)
  • 学外活動 (アルバイトやボランティアなどの項目。アルバイトについて書いた)
  • 自分の長所・PRポイント (この段階では短所を考えることを忘れていた)
  • システムエンジニアについての志望動機 (ネットからほとんどパクった)

これがまとまれば、少なくとも履歴書は書けるはず。

エントリーシートの場合、企業ごとに書かなければならない項目が違うように見えるけど、そのたびに一から文章を考える必要はない。こうしてエピソードをまとめたものを控えておくと、いくつかの角度から同じエピソードについて語れるようになってくる
例えば、アルバイトの話だったら「業務に必要な知識を地道な勉強によって身に付けた(継続)」「はじめは知識がなく客から何度も怒られたがくじけず頑張った(忍耐・辛かった話)」「知識がない間はもともと得意だったことで先輩のサポートを引き受けた(役割理解)」「より早く使い物になるには、どのような順序で知識を習得すればよいか計画し実行、一定の結果があった(課題に対する工夫)」など。言い換えれば、エピソードのどの部分を切り取るかによって表現できるポイントも変わるということ。はじめに何もない状態から色々なアピールポイントを探すのではなく、こうして芋づる式に出てきたものをふくらませていくわけだ。

ちなみに、様々な職員に履歴書の完成形を見てもらっていたが、そのたびに「字がとてもきれい。習字をやってたの?」と言われてきた。(やって)ないです。もともと字がきれいな方だからあまり意識していなかったが、字が汚い人の場合、職員は基本的に「字が少しいびつでもていねいに書いてあれば大丈夫ですよ」と言うらしい。ただ、実際の話となるとやはり字がきれいな方が良いのだそうで、字がきれいというだけで好意的な印象を持たれるのだからこんな得な話はないと思う。少なくとも、そういう所でちょっとでもいいから人間性をカバーできるポイントが欲しいタイプは、きれいな字が書けるようになったほうがいい。相手が勝手に人間性を錯覚してくれる。もっとも、汚い字で与えたマイナスの印象を大幅に覆せるくらいの面接能力があれば問題はないのだろうが。私にそのようなコミュニケーション能力などというものはない。

深夜遅くまで履歴書を書いていると確実に書き損じる。履歴書は、予備を含めて自分が必要だと思った分の用意するくらいが精神に優しい量であると言える。長々と書いてきて、後2行という所で間違えてしまい泣きそうになりながら書き直すこともある。書き直しに書き直しを重ねすぎて文豪の部屋のような状態になっても、まだ新しい用紙があるというだけでプレッシャーはかなり軽減される。とにかく多めの用意が必要である。また、作文が苦手なタイプは履歴書の項目ひとつに対して何度も書き直しをさせられるらしい。自覚のある者はより早めに取り組むべきであろう。



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