懶惰宗他力本願寺

自らの力によらず、何かの力すなわち他力を頼み怠惰な生活と往生を願うことを要旨とする懶惰宗の本山、及び架空の宗派。

就活秋期集中講座② 衝撃の企業説明会 篇

説明会の場に立てるだけの準備を突貫工事で整え、いざ説明会へ。この日は企業の説明を聞きに行くというより、とりあえず企業に行ってみよう、という遠足気分での参加であった。

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2. 説明会への参加

企業の説明会に参加するのも初めてだということで、時間にはかなり余裕を持った。会社の最寄駅近くにあるコーヒー屋でカフェモカを啜り、スマホアプリで申し訳程度の筆記試験対策をする。おそらく同じ説明会に参加するのであろうスーツ姿の学生が2,3名見受けられた。会社は歩いて5分もしない距離だったため、到着の15分前にトイレに行き、身だしなみを整えようと考えていたのだが、ここで想定外のことが起こる。先程見かけた学生が長時間のウンコをしていたのである朝早いわけでもないんだから家でしてきてくれ。その間にメイクは直したが、いつまでもトイレが空かない状況ではかなりの焦りが生まれるので注意。できるなら、予備のトイレポイント(?)を設定しておこう。

距離もないのに道に迷いまくり、結局ギリギリ3分前に目的のビルに到着。指定された階に行くと、こぢんまりとした会議室に通された。私はてっきり、説明会といえば広めのホールみたいな部屋で、数十人の学生がパイプイスに座り、企業説明やら社長のありがたい話やらを聞く、という漠然としたイメージを持っていたのだが、これは完全に間違いであった。秋採用ということもあり、通された部屋で待機していたのは私含め6名、別室に5名。室内は通夜もかくやというほど静まり返り、各々が自分の膝の上を見詰めている中、なんとなく拍子抜けして緊張感はどこかにいってしまった。

説明会に使う部屋で行われている会議が長引いたため、少し遅れて説明会がスタート。机の上にはiPadが並べられ、映し出されるスライドショーを見ながら説明を聞くというものだった。正直、スライドはひとつのスクリーンに映せば十分なので個別のiPadは無駄に思われた。そして、ここにきて初めて募集要項の"システムエンジニア"が必ずしも"システムエンジニア"だけで構成されているわけではないことを知る。

システムエンジニアには、システムエンジニア(システム構築・統括)、セールスエンジニア(営業・コンサルタント)、カスタマーエンジニア(運用・修理・保守)などが含まれている。それぞれ個別に募集をかけている企業もあれば、一口にシステムエンジニアとしか書いていない企業もある。というか企業によって匙加減が違いすぎるではないか。

説明の内容は、だいたいがホームページや就活サイトを見ればわかる内容。ただし、「充実した研修」が実際どのような風景なのかを写真で紹介したり、大手IT企業のパートナー企業であることのメリット(グループ企業や子会社ではないが、研修や待遇の面で近いものが期待できる、パートナー企業の集まりがあり人脈が広がる等)の説明があったりしたので参考にはなった。また、面接の段階ごとにどんなポイントを聞きたいかという話もあった。

 各段階で聞きたいポイント これを鵜呑みにしたがために酷い目に合った

  • 一次面接 人柄や潜在能力など。一生懸命頑張ったことなどで自己PRしてほしい
  • 二次面接 志望動機や職種への適性など。なぜこの業界か、職種か、この会社か

ひととおり説明が終わった所で、質問コーナー開始。ネットで散々「説明会では絶対質問しろ!!!」というのを見ていたので、"ついにきたか...とりあえず3人くらい様子を見ておくか..."と内心ヒヤヒヤしながら資料を確認しているフリを決め込む。しかし誰も質問をしない。やっと質問者が出たが、その人は「既卒者が提出する〇〇の書類はどのタイミングで提出するのか」という質問。あれ?思ってたのと違う...沈黙に耐えきれず、2番目にクッソ無難な質問をしてしまった。結局その後、誰も質問をすることはなかった。たぶんこれが一番予想外の(質問がなさすぎて驚くという)展開だった。こういう場面で質問のひとつもできない学生たちが秋採用まで売れ残ってしまうのだろうか...

その後、軽く社内見学をさせてもらった。実際に社会人が働いているオフィスに入るのは初めてだったし、なかなかに興味深かった。以前から、パソコン作業をするのにやたらみんながカッチリしたスーツで作業してる企業はやだな~と思っていたこともあり、こういう場面でリアルな光景を見られるのはよかった。実際に仕事をしている社員を見られる機会が含まれている説明会は、通常回よりも優先してみるといいかもしれない。

3. 筆記試験、その後

説明がひととおり終わると、そのままの流れで筆記試験(SPI3)が行われた。対策なんてしてる時間的余裕はなかったので当然ノー勉である。SPI3に初めて触れたが、言語はいいとしても、非言語はまあ意味不明状態だった。ただ、救いは非言語の配点が"数的推理"と"判断推理"に分かれていたことである。以前、公務員試験の勉強をしてみたことがあり、最初に取り組んだのが"判断推理"だったので、その遺産を使って解くことができた。"数的推理"はお察し。ちなみに、この後受けた企業の筆記試験では非言語の配点がまとまっており、数的推理がメインだったため無事死亡した。3時間ほどの説明会が終了し、簡単なアンケートを書いて帰宅。おそらくどの企業でも、アンケートでは今回の説明会で興味を持ったこと疑問に思ったこと(さらに知りたいと思ったこと)、説明を受けた感想などを書かされるだろうと思われる。用紙をさっさと記入してちゃっちゃと帰れるように、こうした視点で説明会に臨むことをおすすめする。


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